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■よみ/さいんぼん りょうかいだいまんだら 原本は平安時代(9世紀)に描かれたものとされています。密教経典の「大日経」に基づいて図像化されたこの胎蔵界曼荼羅には、410尊の如来や仏菩薩が描かれ、大日如来を中心として放射状に12の「院」と称する区画に分かれて集会を形成している。中心の「中台八葉院」には、八葉の花弁をもつ蓮の花の中央に大日如来が坐し、その周囲には四尊の如来と四尊の菩薩が描かれている。 左:【金剛界曼荼羅】 金剛界曼荼羅は、経典「金剛頂経」に基づいて描かれている。金剛とは、智慧が金剛石(ダイヤモンド)のように堅固で決して壊れることがないということを喩えている。九会曼荼羅ともいわれ、三段三列の九つの曼荼羅から成っている。蔵界が理性の世界を表しているのに対して、金剛界は智慧の精神的世界を表している。 |
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