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北斎の長い画歴、その集大成が肉筆画である。


北斎の画歴は六期に分けられる。

第一期  役者絵・浮世絵の時代  三十歳代半ばまで

第二期  宗理型美人の時代  四十歳代半ばまで

第三期  読本挿絵の時代  五十歳代半ばまで

第四期  絵手本の時代  六十歳代終わりまで

第五期  錦絵の時代代  七十歳代終わりまで

第六期  肉筆画の時代  九十歳代死去するまで



この六期のそれぞれの肉筆画を網羅しました。「井手の玉川図」「萩の玉川図」は三十から四十代にかけて、「鯉図」「五美人図」「潮干狩図」などは四十代後半から五十代の作品です。そして北斎の肉筆画の幕開けを告げる記念碑的作品が「西瓜図」であり、「富士越龍図」が絶筆です。

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